ハゲタカ
ってドラマがNHKで昨日からやってた。この時期にこのテーマはちょっと遅くないかと思いつつ見てしまった。全部で6回放送。今回は不良債権のバルクセール。日本の銀行バブル後に発生した大量の不良債権を外資がまとめて購入。その後転売して利益を得るというもの。たぶん背景としては銀行サイドに
・金融当局から不良債権を早期処理をするよう迫られているが、早期処理をする資金的余裕があまりない
・諸々の事情で自行では債権の強行的な回収に乗り出せない
外資には
・銀行の不良債権を買い取る金がある
・不良債権を買取価格より高い価値にするノウハウを持っている
というのがあるんだろう。どちらの側も後者が曲者。外資は実際にかなりの金額を儲けたわけというのはあるんだろうけど、正直このノウハウというものはどういうものだったんだろうか。
というのも日本のメインバンク制のもとでは、銀行は貸出先の企業の情報を外資よりもはるかに多く持っているはずであり、その情報こそ債権の回収に役立つはずである。ところが実際には、銀行はこの情報を使って貸出先の企業の価値が上がるように促して債権を回収するのではなく、外資に売却してしまい外資がそれをした。その意味ではやれることを銀行がせずに外資がそれを代わりにしたといえるのかもしれない。
もっとも情報を持っていた銀行に、企業価値を上げさせるノウハウがなかったのかもしれないが。だいぶドラマの内容から逸脱してしまったが、けっこう外資と日本の銀行の価値観の違いというのを考えさせられる気がする。どっちがいいんだろうねぇ。
そういえば先週ブックオフで、長銀をリップルウッドが買い取ったときの話が書かれているセイビング・ザ・サンという本を買った。まだあんまり読んでないけどちょうどいいときに見つけたもんだ。八城さんはもともとシティの人だったんかと。
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